こんにちは。
今回は、中古マンションリノベを終えてからこそ実感できる、リノベを成功に導くためのコツを紹介していきたいと思います。まず一つ目は、担当者との相性です。
リノベでの担当者とは
マンションリノベを行うにあたっては、依頼するリノベ会社にもよりますが、担当者が複数つくことになると思います。私の場合は、合計で3名の方に担当してもらいました。
契約・手続き担当には、物件探しから購入交渉・住宅ローンの締結を主に担当してもらいました。また物件を購入してからも、諸々の手続きの担当をしてもらいました。主にやりとりする期間は、物件選びから、物件購入までです。リノベを始めると、まず最初にお付き合いをする担当ですね。
デザイナーの方には、部屋の間取り作成や、各種の内装選びを一緒になって担当してもらいました。主にやりとりする期間は、物件が決まったのち、リノベーション工事の着工までです。
施工担当の方には、デザイナーさんと一緒に間取り作成や、内装の設置について相談に乗って頂きました。あとは工事着工後、進捗について定期的に報告を入れてくれていました。実際の内装工事の担当なので、一番関わりが薄い方かも知れません。主にやりとりする期間は、リノベ工事が始まってから、引渡しまでです。
この中で、リノベ物件を完成まで終えた私が感じる、満足なリノベを実現するために最も大事なキーマンは、デザイナーさんです。デザイナーさんとの相性次第で、リノベが成功するかどうかがかかっていると思っています。
なぜデザイナーさんとの相性が大事なのか
リノベーションでは、間取りも内装も全てを自分の好きなようにできる反面、全てを自分で決めないといけません。中古マンションリノベを選んだということは、一般的な分譲マンションでは満足できず、「こういう家に住みたい」という思いを強く持っている方がほとんどだと思います。
私も「仕切りのない開放的な居室」「バスタブは不要でその分部屋を広く」「天井はスケルトンでできるだけ高く」など、自分の住みたい家のイメージを持っていて、それを叶えるため、中古マンションリノベの道を選びました。
しかし、いざリノベを始めて気付いたのは、全てを自分で選ぶというのは非常に骨が折れる、ということです。
例えば、漠然と「床はフローリングがいいな」と思っていたとしても、フローリングにもたくさんの選択肢があります。無垢材にするのか複合材にするのか、どの木材にするのか、貼り方はどうするのか…選択肢は無数にあり、それらを全て自分で決めるのは本当に大変です。
また、床材や壁紙などは実物のサンプルも小さな物が多く、そのサンプルから全体をイメージするのは素人ではなかなか難しいです。物によっては実際にショールームで下見したりできるのですが、広々としたショールームと実際のマンションの部屋では雰囲気も変わりますし、さらに他の家具・家財とのバランスも気にする必要があります。
そんな時に、自分の理想とする部屋のイメージを共有できていれば、それら無数の選択肢から、自分のイメージに合致する候補だけに絞ってもらうことができます。また、場合によっては自分が考えていなかったような提案も出してもらえるかも知れません。これはリノベを進めていく上で非常に助かります。
私の場合はデザイナーさんが非常に優秀で、私のイメージをほぼ完璧に理解してくださっていたので、的確なアドバイスをしてもらうことができました。正直、このデザイナーさんじゃなかったら、リノベのプランを考える途中でパンクしていたかも…と思っています。
どうすればいいデザイナーさんと出会えるのか
そうは言っても、どうすれば相性のいいデザイナーさんと出会えるのか？自分で担当を選べるわけじゃないんだから無理じゃないの？と思われるかもしれません。
たしかに最初から指名するのは難しいですが、私なりに思う、相性のいいデザイナーさんと出会う可能性を高める方法をお教えしたいと思います。
やはり大事なのは、最初から「こうしたい」というイメージを固めておき、それをきちんと伝えることだと思います。伝える方法は、言葉でもいいですが、画像なども併せるとより理解が深まります。また仮に実現が難しそうなことでも、遠慮せずに伝えるのも大事だと思います。相手はプロですので、私たちが思ってもみない方法で実現させるアイデアを出してくれるかも知れません！
リノベーションは自由度が高い故に、全てを上手くまとめるのは難しいです。プロのアドバイスや知見をもらいながら、進めていきましょう！
お読み頂きありがとうございました。
ちなみに我が家はひかリノベでリノベしました。施工事例集にも載せてもらっていますので、良かったら見てみて下さい！
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