ドラクエウォーク|台湾ランドマークの見どころやアクセス・注意点を紹介します 〜台北・台中編〜

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2023年3月、ドラクエウォークがなんと台湾でもプレイできるようになる、ということが発表されました!それと同時に、これまで日本国内限定であったお土産スポットが、なんと台湾で新たに12ヶ所も新設されています。

有名な観光地から、日本人にはあまり馴染みのないスポットまで、また台湾の北から南までバランス良く設置されており、台湾好きの私から見ても良い配置だなとかなり高評価です。

私も早速台湾に行って回ってきましたので、それぞれのランドマークの見どころとアクセス方法、もらえるおみやげなどを解説したいと思います!また実際にランドマークを訪問して感じた注意点や気をつけるポイントも併せて記載します。

これから台湾におみやげ回収旅行を計画しているドラクエウォークプレイヤーの方にとって、今回の記事が参考になれば幸いです。

なお、ひとつの記事に纏めるつもりだったのですが、長くなってしまいましたので、今回は台北・台中のみとし、台南・台東・離島は別記事とします。

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台湾のランドマークともらえるおみやげの一覧

台湾のランドマーク

台湾でのランドマークは全部で12ヶ所が設定されています。

エリア別では、台湾北部で4か所、東部で3か所、南部で2か所、中部および離島で3か所です。それぞれのランドマークの位置関係について地図で纏めました。

こうして眺めてみると、それぞれのランドマークはかなり広範囲に散らばっているように見えますが、台湾は国土をぐるっと囲むように鉄道網が整備されており、また台北から高雄までは日本の新幹線にあたる高速鉄道もありますので、日本のランドマークと比べてもそれぞれのアクセスはそう難しくありません。

厄介なのは、飛行機もしくはフェリーでしかアクセスができない、澎湖島の奎壁山摩西分海ぐらいでしょうか。それでも4日程度あれば、一度の旅行で全てを回収することも可能なランドマーク配置になっています。

ランドマークともらえるおみやげの一覧

エリアランドマークもらえるおみやげ
台湾北部中正紀年堂小籠包スライム
台湾北部九份九份の灯籠
台湾北部新竹都城隍廟新竹のビーフン
台湾北部故宮博物館白菜の置物
台湾中部・離島宮原眼科太陽餅スライム
台湾中部・離島高美湿地タピオカミルクティー
台湾中部・離島奎壁山摩西分海(澎湖島)玄武岩の印鑑
台湾東部鐵道藝術村電車の模型
台湾東部太魯閣太魯閣の織物
台湾東部東大門夜市焼きトウモロコシ
台湾南部赤崁楼牛肉湯
台湾南部旗津イカ焼きスライム

台湾ランドマークの紹介

ここからは台湾の各ランドマークについて、具体的な見どころなどを紹介していきたいと思います。ちなみに情報は2023年4月に訪問した際の内容となっておりますので、最新情報は現地サイトなどでも確認をお願いします。

中正紀年堂

中正紀年堂は、台湾の中心都市である台北市に位置する施設で、台湾の初代総統である蒋介石を記念して建設されたものです。

見どころは、写真にある通り高さ70mを誇る巨大な本堂と、その中に展示される蒋介石の銅像や遺品の数々でしょう。本堂ではタイミングが良ければ衛兵の交代式も見ることができます。また本堂を含む敷地は公園となっており、台湾市民の憩いの場ともなっています。

場所は台北市内の中心部で、地下鉄の中正紀念堂駅から出てすぐ。ランドマークのシンボルは敷地西端の自由広場門のあたりに設置されています。GPSのブレによっては、中正紀念堂駅の中からでもタッチできるという話です。

日本から台湾へ旅行する場合、ほとんどのかたが台北に立ち寄ることになると思いますので、おそらくこの中正紀年堂が台湾で最もアクセスしやすいランドマークでしょう。

もらえるおみやげは小籠包スライムになります。やはり台湾といえば小籠包というのは昔から変わりませんね!私も台湾に行ったら必ず食べます。

九份

九份は、台湾北部の新北市に位置する山あいの街です。

千と千尋の神隠しの舞台になったとも言われており、特に夕方から夜にかけては街中がランタンでライトアップされ、幻想的な光景を楽しむことができます。写真映えするスポットとしても知られており、そのためいつ行っても多くの観光客で賑わっています。

九份までのアクセスは、台北市内からバスもしくはタクシーが一般的です。所要時間は、バスの場合は片道1時間半程度、タクシーであれば1時間程度。バスの場合は台北駅や松山など市内主要地域から出ています。なおランドマークのシンボルは九份老街の中腹あたりに設定されています。

特に昼間から夜にかけては多くの観光客が押し寄せ、ただでさえ狭い山道が車で大渋滞しています。バスが時間通りに来ない場合も多く、場合によってはかなり待つことも。有名な観光地ということで台北市内発の観光ツアーも多く催行されていますので、旅慣れていない方はツアーに参加するのも良いかもしれません。

また、おみやげ回収だけが目的であれば、混雑を避けて朝の早い時間に向かうというのも手です。

もらえるおみやげは九份の灯篭、街を彩っている提灯ですね。

新竹都城隍廟

新竹都城隍廟は、台湾北部の新竹市にある観光スポットです。廟という名前からわかる通り、本来は寺院なのですが、その寺院が屋台と一体化しているという、とても珍しいスポットになります。

廟の中にはたくさんのローカルフードの屋台がひしめき合っているのですが、その中でも特に有名なのは「阿城號米粉」のビーフンで、いつも行列が絶えません。他には「柳家肉燥飯」の肉燥飯もオススメで、こちらもいつも行列ができています。

アクセスは、台湾鉄道(在来線)の新竹駅から歩いて10分程度。新竹駅までは台北駅から特急に乗って1時間ほどの所要時間です。

なお台湾の新幹線にあたる高速鉄道にも新竹駅があるのですが、高速鉄道の新竹駅と台湾鉄道の新竹駅は同じ名前にもかかわらず全く別の場所にありますので注意が必要です。新竹都城隍廟に近いのは台湾鉄道の方の新竹駅になりますもし高鉄で新竹まで向かう場合は、高鉄新竹駅から在来線に乗り換えて台鉄新竹駅に向かいましょう。(所要時間は約15分)

もらえるおみやげは新竹のビーフン。たかがビーフンと侮るなかれ、新竹のビーフンは他と比べてもコシがあり、にんにく強めの味付けが特徴です。おみやげ回収だけでなく、ぜひ立ち寄って味わってもらいたい一品です。

故宮博物館

故宮博物館は、台北市の北部に位置する国立の博物館です。中国・台湾ゆかりの美術品が多数展示されている、アジアを代表する博物館です。

展示されている美術品は、歴代の中国王朝が収集したもので、数千年前のものも含めて70万点以上あるということです。元々は清朝の首都である北京にあったのですが、日中戦争、その後の国共内戦の戦火を避けるため、複雑な経緯を経てここ台湾に移設されてきました。常時展示されている展示品だけでも5000点近くあるということで、ひとつずつ見て回ると丸一日かかります。

故宮博物館の場所は、台北市の北のはずれに位置しているため、市内中心部からは少し距離があります。公共交通機関で向かう場合は、地下鉄で士林駅まで行き、そこからバスに乗って10分程度です。

時間優先の場合は、市内中心部からタクシーを使うのも良いでしょう。タクシーだと15〜20分程度で、約300NTD(1200円)です。台湾は日本と比べてタクシーが安いので、時間に限りがある旅行者は積極的に使っていくのがオススメです。

もらえるおみやげは、白菜の置物。なぜ白菜?と思われるかもしれませんが、ここ故宮博物館で最も有名な展示品の一つが、翡翠の石でできた白菜の彫刻なんですね。ちなみに白菜の彫刻の他にも、天然石を磨いて作られた豚の角煮の彫刻も有名です。白菜に角煮と、食べ物由来の彫刻が有名というのも、台湾らしくて面白いですね。

宮原眼科

宮原眼科は、台湾東部の台中市にあるランドマークです。名前は眼科となっていますが、ランドマークになっているぐらいですので、もちろん病院ではありません。

元々は日本統治時代に宮原医師が開いた眼科診療所だったのですが、閉鎖後に台湾のスイーツ企業が買い取り、元々の建物の雰囲気を残しながら修繕・改築。今では台湾グルメとスイーツを楽しめる観光スポットとして親しまれています。

場所は台湾鉄道の台中駅から徒歩すぐに位置しています。私が行った時は、台中駅に停車する電車の中からでもランドマークを開放することができましたので、おみやげ回収だけが目当てであれば下車する必要はありません

それでも元の建物は100年以上前に建てられたということもあって、レトロな雰囲気を楽しめるインスタ映えスポットとしても有名ですので、ぜひ台中駅で途中下車して寄ってみて下さい。

ちなみにここ台中駅も新竹同様、台鉄台中駅と高鉄台中駅は同じ名前ですが、全く別の場所にありますので注意が必要です。台鉄台中駅と高鉄台中駅との間は鉄道・バスで結ばれており、約20分程度の距離です。またタクシーでも300NTD(約1200円)でした。

もらえるおみやげは太陽餅スライム。太陽餅は台中銘菓の、太陽のように丸い形をした伝統菓子です。宮原眼科でも買うことができますし、近くには「太陽餅ストリート」と呼ばれる通りもあります。台湾旅行のリアルおみやげとして、おひとついかがでしょうか?

高美湿地

高美湿地は宮原眼科と同じく台中市に位置する観光名所です。

別名「台湾のウユニ塩湖」とも呼ばれており、水面がまるで鏡のようになった幻想的な写真が撮れるということで近年特に人気を博しています。

ちなみに上の画像のような写真を撮るためには、干潮時間と日没時間、そして風のない日という条件が揃う必要があり、旅行のタイミングと合わせるのは至難の業です。それでも台湾屈指の夕陽スポットとしても知られているということもあって、ぜひ夕暮れに合わせて行ってみるのが良いでしょう。

高美湿地の場所は台中市ですが、市内中心部からはかなり離れています。台湾鉄道の清水駅まで電車で向かい、そこからバスもしくはタクシーに乗っていくのがオススメです。清水駅から高美湿地まではタクシーで約250NTD(約1000円)。清水駅前にタクシーが待機しているので、ピーク時間以外であれば簡単に拾えると思います。

台鉄台中駅からも高美湿地に向かうバスが出ているのですが、いかんせん台中からのバスは本数が限られていること、時間が不規則ということもあり、オススメしません。私が行ったときは、某G社の地図アプリを信じてバスを待ったものの、待てども待てどもバスが来ず、干潮時間に間に合わなくなってしまうため、バスを諦めてタクシーで向かいました。台鉄台中駅からは約45km、かかった費用は1200NTD(約4800円)です…

もらえるおみやげはタピオカミルクティー。日本でも数年前から流行っていますね。ここ台中市には、日本にも進出している、タピオカミルクティーの名店・春水堂の本店があります。それで選ばれたのでしょう。

終わりに

今回は台湾ドラクエウォークのランドマーク紹介として、台北・台中のランドマーク6箇所を紹介してきました。いかがでしたでしょうか?

実際に私も訪問して来ましたが、今回の6カ所であれば、2日もあれば観光や食事も楽しみながら十分回ることができます。残る6箇所については、まだ訪問できていないランドマークもありますので、別記事で同じように纏めたいと思います。

いまや台湾はコロナの規制もほぼ撤廃されており、以前と同じように食事や観光を楽しむことができました。ドラクエウォークもプレイできるようになったということで、ぜひ遊びに行ってみてください!

お読み頂きありがとうございました。

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