最近香港もめっきり寒くなり、ランニングに適したシーズンとなっています。
ランニングで必須なものといえばランニングシューズですが、私は最近はもっぱらNIKE派で、ここ最近ではエアズームペガサス、ズームフライ2、ズームフライ3と履き継いでいます。
今まで履いていたズームフライ3もそろそろ走行距離1000kmが見えてきたので、最新モデルのズームフライ5を購入したのですが、購入してびっくり、なんとズームフライ5のインソールはシューズに接着されていて取り外しができないのです。
自身が扁平足気味ということもあって、これまで市販のランニング専用インソールを使ってきた私としては、インソール交換ができないのは非常に痛い…
というわけで今回は、NIKEズームフライ5のインソール交換について、実際にトライしてみた方法と結果を紹介していきたいと思います。
NIKEズームフライ5の紹介
ズームフライ5について
ズームフライ5は、その名の通りズームフライシリーズの5世代目として、2022年7月にリリースされました。
NIKEのランニングシューズの中での立ち位置としては、レース用モデルの「ヴェイパーフライネクスト%」や「アルファフライ」の一つ下に位置する、中〜上級者向けモデルになります。
ターゲットとしてはフルマラソン3〜4時間を狙うランナーでしょうか。
ヴェイパーフライネクスト%やアルファフライはその性能のため耐久性を犠牲にしており、300km前後が寿命と言われています。一方でズームフライは標準的なランニングシューズと同様に500km〜1000kmあたりが寿命となります。
そのためレースではヴェイパーやアルファフライを履く方の練習用としてもよく使われています。
ちなみに私が購入したモデルは、NIKEによるA.I.R(Artist In Residence)シリーズの一環として、メキシコ人アーテイストのHola Louとコラボした限定モデルになります。
昔からNIKEの限定モデルには弱いので、店頭で見かけてついつい購入してしまいました。
ズームフライ5のインソール
こちらがズームフライ5の純正インソールです。
前述の通りインソールが靴に接着されており、ちょっとやそっと引っ張っても全く剥がれません。
ちなみに過去のズームフライ2やズームフライ3ではインソールは取り外せるタイプでした。どうして接着してしまったのか…
ちなみに最近のNIKEのランニングシューズでは、このズームフライ5以外にもインソールが接着されているモデルが増えているみたいです。
ズームフライ5 インソールの交換方法
純正インソールの剥がし方
上で述べたように、純正インソールはシューズに接着されているためちょっとやそっとでは剥がせません。
しかしながら調査したところ、インソールに使われている接着剤は熱を加えると柔らかくなる熱可塑性の樹脂を使っているということです。つまり何らかの手段で熱を加えれば、接着が緩くなり剥がしやすくなります。
そこで活躍するのが、ヘアドライヤーです。
ドライヤーをシューズに突っ込み、熱風を当て続けます。おおよそ1分ぐらい熱すれば、これまでガッチリと接着されていたインソールも写真のようにペロリとめくれるようになります。
ちなみに接着は踵側を中心に強く接着されていますので、踵側さえ外せれば、あとはスルリと取り外せるようになっています。
こちらが取り外したズームフライ5の純正インソールです。かなりペラペラですね笑
ちなみに裏側を見た感じ、素材は発泡スチロールのようなものでできているようです。
ランニング用インソールへの交換
純正インソールの取り外しができれば、あとはインソールを入れ替えるだけです。
私が使っているのは、SUPERfeetのHERITAGE BLUEというモデルです。
SUPERfeetはアメリカのインソール専業メーカーです。その製品は足病医学やバイオメカニクスの理論に基づいて開発されており、足が本来持つ機能を生かし、疲労や怪我防止、パフォーマンスUPに役立つとされています。
私の場合は扁平足気味であり、かつてはシンスプリント(脛の炎症による痛み)に悩んでいましたが、このインソールに変えてからシンスプリントの発症がなくなりました。それ以来ずっと愛用しています。
こちらがSUPERfeetのインソールに入れ替えた状態です。
ちなみに私の場合はシューズのサイズが27.5cm(US9.5)で、SUPERfeetのサイズはE(26〜28cm)を使っています。
SUPERfeetのインソールは靴に合わせてカットして使うのですが、このサイズ同士の組み合わせでは特にカットする必要もなく綺麗に収まりました。
おわりに
以上ズームフライ5のインソール交換方法について紹介してきました。
せっかくズームフライ5を買ったのに、インソールが交換できずに困っている人の参考になれば幸いです。
お読み頂きありがとうございました。
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