全豪オープンテニスの現地観戦の攻略法として、これまで【準備&手配編】と【チケット編】についての記事を書いてきました。
今回はついに当日の現地観戦の攻略法を、実際に現地観戦した経験をもとに記事にしていきたいと思います。今回の記事は、現地観戦の雰囲気を味わっていただけるよう、実際の会場の写真をふんだんに使っていきます!
全豪オープンの会場について
全豪オープンの会場
全豪オープンは、メルボルン市内のメルボルン・パーク内に特設される会場で開催されます。
全豪オープン会場のマップはこちらです。会場には4箇所のエントランスがあり、入場も退場もこのいずれかからとなります。
会場はセンターコートのロッド・レーバー・アリーナを中心に東西に広がっており、西側にはセカンドコートであるマーガレット・コート・アリーナや1573アリーナ、またコート3から15までが位置しています。東側にはグランドスラムオーバルという広場があり、その横にジョン・ケイン・アリーナ、Kiaアリーナ、コート16と17があります。
会場へのアクセス
メルボルンの市街地に宿泊している場合、会場へのアクセスはトラムか徒歩が便利です。
大会期間中はフリンダースストリート駅からGarden Square Entranceまでの臨時トラムが運行しています。このトラムは全豪オープンのチケットを持っていれば無料で利用することができます。またこの臨時トラム以外でも、会場近くまでトラムで行って徒歩で会場に行くのも良いでしょう。
なおCity Entranceであればフリンダースストリート駅から徒歩で5分ほどの距離です。City Entranceから入場してもメイン会場までは10分ほどかかりますが、雰囲気を感じながら歩くのもオススメです。
全豪オープン現地観戦の持ち物について
必須の持ち物
チケットについてはは言わずもがなですね。公式サイトからオンラインで購入した場合は、電子チケットになります。すぐに出せるようにスマートフォンに保存しておきましょう。
また会場内の売店・ショップでの支払いはカード決済のみで、現金が使えるお店は一切ありませんでした。お金は忘れてもクレジットカードは忘れないようにしましょう。なお使えるカードブランドは確認していませんが、VISAとマスターカードはどのお店でも大丈夫でした。
あれば便利なもの
全豪オープンの開催される1月のメルボルンは真夏になり、日中は30度前後になります。乾燥しているため気温ほどの不快感は感じませんが、日差しはかなり強いので帽子とサングラスは必須です。また日焼けが気になる方は日焼け止めをしっかり塗っておきましょう。ちなみに会場内にあるスポンサーのBondi Sandsが日焼け止めのサンプルを配ってましたので、忘れた方はそれを使うのもアリです。
一方で、夜や雨の日は20度を下回ることもあります。天気予報を確認し、寒くなりそうな日は防寒着を持参しましょう。アウトドアブランドのウインドブレーカーは日中はコンパクトに収納でき、夜は風をシャットアウトしてくれるので便利でした。
また真夏ということでこまめな水分補給は必須です。会場内の売店でも飲み物は売っていますが、試合中などは並んでいる場合もあります。会場内には至る所にウォーターステーションが設置されていますので、水筒やペットボトルがあれば水を補充できます。また個人的にオススメしたいのは折りたたみ式のシリコン製のコップです。水筒と違って使わないときも荷物にならないので、一つ持っていると便利ですよ。
持込禁止なもの
・政治的なメッセージを示すもの
旗やボードなど、政治的なメッセージが含まれていると持込NGです。例えば日本国旗に日本語で応援メッセージを書いていても、場合によっては(係員が読めないため)持込禁止される可能性がありますので注意です。
また2023年大会はロシア・ベラルーシの国旗は持込禁止でした。もし仮にロシアやベラルーシの選手のファンであっても、持込はやめておきましょう。
全豪オープン現地の様子と過ごし方
会場内での過ごし方
全豪オープン会場には5つのアリーナと、10を超えるコートがあります。そのうち、ロッド・レーバー・アリーナとマーガレット・コート・アリーナの全席、ジョン・ケイン・アリーナの一部座席以外は全て自由席となっており、いつでも好きな時に試合観戦ができます。
公式サイトのマッチスケジュール、もしくは会場内の電光掲示板をチェックし、お目当ての試合がいつ始まるか常に確認しておきましょう。
会場内では試合を終えた選手が普通に歩いていることもあります。サインや記念撮影にも快く受けてくれる選手が多いので、お目当ての選手がいる場合は会場の出口近くで出待ちするのも良いです。私は女子ダブルスで準優勝した青山選手・柴原選手をこんなに近くで見ることができました。
また会場内に点在する広場では、常に試合の様子が大画面で放送されています。椅子もありますので、疲れたらここで座ってのんびり観戦するのも良いでしょう。もし天気が良ければ、芝生広場で寝転んで、というのも最高です。
会場内の様子
最後に、会場内の様子について、全豪オープン会場の雰囲気を感じてもらうために、画像をたくさん載せていきます。
こちらが会場エントランスの様子です。中に入ると演奏している人がいたりと、早くもお祭りモードでテンションが上がります。
センターコートのロッド・レーバー・アリーナは約15000人収容の一番大きなコートです。開閉式の屋根もあり、雨が降っても安心です。
KIAアリーナとコート3。いずれも立派なコートですが、どちらも全席無料で観戦できます。
コート5以降はかなり規模は小さくなりますが、その分選手との距離が近くなります。200km/hのサーブやストロークの圧倒的なスピードなど、いかにプロ選手が凄いかを間近で感じる事ができます。
終わりに
全豪オープンテニスの攻略法として、【準備&手配編】【チケット編】【現地観戦編】として記事に纏めてみました。いかがでしたでしょうか。
今回の記事が、今後全豪オープンの現地観戦を計画している方の参考になれば幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
コメント