海外転勤準備|駐在中の持ち家をどうするか?売却について考えてみました

海外駐在
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こんにちは。

海外駐在が決まって、持ち家をどうするのかの検討シリーズ、第三弾です。

今回は、持ち家の売却について、いくつか業者から話を聞いてみましたので、その体験を記事にしたいと思います。

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売却のメリット・デメリット

売却の最大のメリット、それは売却以降は追加で費用がかからなくなることです。ローンの支払いもそうですし、毎月の管理費や修繕積立金、また不動産を保有することでかかる固定資産税の支払いも、物件売却すれば以降はかかりません。

しかしながら、不動産の相場というのは変動します。購入時より値上がりしている場合はいいのですが、値下がりしている場合、特に住宅ローンの残債より売却価格が下回る場合には、差額を自身で補填する必要があります。

また、マンションの相場というのは主に坪単価と面積で決まり、リノベーションの価値というのは低く見積もられがちです。私のように、中古マンションを購入してリノベーションを行い、さらに住んでからの期間が短い=残債が多い場合は、自己補填額も大きくなりますので、売却という選択肢は取りづらいです。

我が家の見積もりの結果は?

売却という選択肢を選ぶ可能性はかなり低いのですが、念のためいくつかの不動産会社から見積もりを取り、話を聞いてきました。ネットで物件情報を入れて見積依頼をすると、物件情報や周辺物件の売買事例などから、早ければ翌日には見積もりを出してくれるところが多くあります。

さて私の場合ですが、出てきた見積もりはローン残債価格を大きく下回る金額でした。ちょっとこれじゃ売れないな…

しかしながら、私が購入した時の物件金額と比べると10%ほど上がっており、これには驚かされました。築40年のマンションでも、昨今の不動産価格相場の上昇の恩恵を受けているようです。

売却の際の注意点

さて、海外赴任にあたって、もし仮に売却する場合でも、気をつける必要がある点が2点ありそうです。

1つ目は、売却に関わる諸費用です。仲介会社によって変わりますが、だいたい仲介手数料として3%前後と、それに加えて印紙税や司法書士手数料などで3万円程度がかかるようです。仮に売却価格が3000万円だとすると、100万円程度が費用としてかかる計算です。ローン残債と物件価格だけでなく、この諸費用も考慮しておく必要があります。

2つ目は、時間の制約です。募集をかけて購入者が決まるまで、うまくいっても1ヶ月程かかるそうです。また購入者が決まって引き渡しまでも1〜1.5ヶ月程度かかります。引き渡しの際には本人の立ち合いも必要になるということですので、気軽に帰国ができない海外赴任者にとっては売却はハードルが高そうで、この点も気をつけたいです。

今回は売却に当たってヒアリングしたことを記事にしました。私の場合はローン残債が多いということから、売却という手段は難しそうということがわかりましたが、同じような境遇の方の参考になれば幸いです。

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