香港新規赴任者向け|ワクチン接種記録を香港IDに紐付けする方法について

海外駐在
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先日、ようやく香港IDを取得することができましたので、3回目のワクチン接種を予約しようとしたところ、エラーとなりました。

原因を探っていくと、どうやら過去のワクチン接種の記録が、香港IDと紐付いていないということが理由だということがわかりました。

今回は、香港IDにワクチン接種記録を紐づける方法について、実体験踏まえて記事に残しておきます。

香港での感染がようやく落ち着き、これから多くの方が香港に新たに赴任してくるでしょう。今回の記事が、そういった方の参考になれば幸いです。

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香港のワクチン接種について

ワクチンパスについて

香港IDとワクチン接種記録の紐付け方法の説明の前に、香港でのワクチン接種事情について簡単に説明します。

2022年の2月から、香港ではワクチンパスという政府による規制が行われています。

この規制によって、2022年4月現在、12歳以上で少なくとも1回以上の接種を受けていない者は、飲食店や公共施設などを利用できません。

さらに2022年5月31日以降は、3日目の接種が終えていないと飲食店を含むほとんどのお店や公共施設が利用できなくなるということが発表されています。(2回目接種からの期間が十分でない者など例外あり、詳細は香港政府のリリースを確認してください)

というわけで、大多数の人にとっては、5月31日までに3回目のワクチンを接種しないと日常生活に大きな支障をきたすということになります。

香港でのワクチン接種予約

香港のワクチン接種については、香港政府によるVaccination Programのサイトから予約することができます。

予約にあたっては香港IDの番号が必要になります。番号さえわかっていれば、カード自体は手元になくても大丈夫です。

ということで3回目の接種の予約をこのサイトから試みたのですが、何度試してみてもエラーとなってしまいました。

原因を色々と確認したところ、2回目までを香港以外でワクチン接種した人は、香港IDにワクチン摂取記録の紐付けをしないと3回目の予約ができない、ということが判明しました。

ワクチン接種記録の香港IDとの紐付け方法について

手続きのできる郵便局について

それでは本題の、ワクチン接種記録を香港IDに紐づける方法について説明していきます。

ワクチン接種記録を香港IDに紐付けるには、香港内にある18の指定の郵便局に行って手続きをする必要があります。

日本だとこういった手続きは保健所や役所のイメージが強いので、郵便局というのはなかなか思いつきませんよね。

ちなみに指定の郵便局については下のリンクから確認できます。香港島で4カ所、九龍5ヶ所、新界8ヶ所、離島1ヶ所です。どこの郵便局でも良いというわけではないので注意が必要です。

https://www.covidvaccine.gov.hk/pdf/nonlocalvaccFAQs_ENG.pdf

実際の手続き(尖沙咀郵便局での例)

入口の係員にワクチン接種記録の紐付けしたい旨を伝えると、6番の窓口に並ぶように指示されました。

郵便局によって番号は違うと思いますが、このような記載がある窓口に並べば間違いないはずです。

窓口に行って、3回目のワクチン接種の予約をしようとしたところエラーとなった、海外で2回目を受けたので香港IDに紐付けしたい旨を伝えると、手慣れた感じで処理をしてくれました。

必要な書類は以下の通りです。

  • 香港ID(カードを受け取っていない場合は引換証でもOK)
  • パスポート
  • ワクチン接種証明書(日本で発行したもの)

途中で、コロナで陽性になったことがあるか?ということを聞かれました。私は感染歴はないので正直にNOと伝えましたが、もし感染歴がある場合はどうなるのでしょうか?

ものの10分ほどで紐付けの手続きが終わり、その場でワクチン予約を試してみると、今回は無事に予約をすることができました!

なお手続きが終わると、QRコード付きの用紙を発行してくれます。このQRコードは香港IDと紐付けされたものになりますので、忘れないうちに安心出行のアプリに取り込んでおくのをオススメします。

おわりに

以上が、海外でのワクチン接種記録を香港IDに紐付ける方法となります。

今回の記事が、これから香港に赴任してくる方や、既に赴任しているがワクチン接種の予約ができずに困っている方の参考になれば幸いです。

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